頂点へ!!センバツ常葉菊川:応援する人々/6止 野球部父母会・婦人部のお母さんたち /静岡

2013年03月13日 15:41

 ◇地味で強固で熱い結束

 「ヒットで出塁」「もう、アウトだ」。野球部のグラウンドから約1キロ離れた幼稚園の教室は、千羽鶴を作る母親たちの笑い声で包まれた。携帯電話でグラウンドにいる父親から練習試合の実況を聞き、息子たち選手の話題に盛り上がる。adidas
 幼稚園は野球部父母会の今坂由利子婦人部長(45)の勤務先。休日の教室を借り、センバツの応援に向け集まった折り鶴に糸を通し、とじていく。
 「地味で強固で熱い父母会」が代々伝わるモットーだ。思春期の息子が初めての寮生活を送るなど、不安の種は尽きない。「親も一人で悩まないで」と呼びかけ結束は固い。アディダス
 「普段応援に行けない分、せめて折り鶴を」と県外からも届いた折り鶴は6000羽を超え、作業が追い付かない。春夏合わせ甲子園出場7回目にあやかり、77羽ずつとじて贈る予定だ。登地恭江(とじきょうえ)さん(42)は「残りも時間の許す限りとじていきます。子どもたちにありがとうって伝えたい」。アディダス スニーカー 【荒木涼子】=おわり
3月13日朝刊

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