交通事故死者:11日現在、全国2位 高齢者やオートバイ目立つ 今年44人、県警「異例の事態」 /静岡

2013年03月13日 15:54

 県内で交通死亡事故が相次いでいる。県が交通死亡事故多発警報を発令した後も11日夜に島田市でオートバイの男性が死亡するなど、今年に入ってから同日までの累計死者数は44人と前年比15人増となった。例年県の累計死者数は全国10位程度だが、今年は愛知県に次いで2番目に多い。12日にも下田市で高齢女性がはねられ死亡し、県警交通企画課は「異例の事態」と危機感を募らせている。adidas

 島田署によると、11日午後7時20分ごろ、島田市岸町の市道で、藤枝市光洋台の会社員、鷲巣智教さん(36)運転のオートバイ(110CC)が、駐車場から出てきた島田市旭2のパート従業員、茂木満恵さん(64)運転の軽乗用車の側面に衝突。鷲巣さんは胸を強く打ち死亡した。
 また下田署によると、12日午前11時ごろ、下田市四丁目の国道136号交差点で、同市六丁目、無職、高石ミツさん(85)が横断歩道を歩いて渡っていたところ、右折してきた同市三丁目、飲食店経営、北村秀子容疑者(80)運転の乗用車にはねられ、全身を強く打ち死亡した。同署は北村容疑者を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替え事故原因を調べている。アディダス
 県警交通企画課によると、11日までに死亡した44人の6割強にあたる28人が65歳以上の高齢者で、歩行中や自転車乗車中に車にはねられる例が多い。オートバイの事故も増え、3月だけで20~40代の4人が死亡した。【平塚雄太、西嶋正信】adidas スニーカー
3月13日朝刊

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